2006年08月10日
阪神淡路大震災から早11年が経ち、その後も新潟中越地震のように大きな地震がいくつもありましたね。災害当初はテレビなどの報道で地震の恐ろしさを目の当たりにし、自分達は大丈夫かと気になるものですが、危機感とはそれ程長く続かないものですね。
でも私たち建築に携わるものは、もう少し危機意識を持ち続けないといけないと思っています。
あの阪神淡路地震では死者・行方不明者は6400人にも上り、5000人近くの方が倒壊した家や家具の下敷きになって、圧死されたのです。
家が倒壊してこなければ助かった方が大勢いたのです。
私たちは家族が幸せに安心して暮らせるのために家を建てます。その家が凶器となって家族に襲い掛かってくるなんて考えたくもありません。でも11年前に不幸は起こったのです。
その後新築住宅に関しては耐震強度の基準が強化されましたが、既に建っている耐震強度が低い家の数の方が圧倒的に多いわけです。そういう建物の耐震改修を国は懸命に進めようとしていますが、遅々として進まないのが現状ですね。
「必ず来るとは分かっていても、いつ来るかは分からない大震災のために、まとまったお金が掛かる耐震改修にまわすお金の余裕なんて無いよ。」という声を良く聴きます。そのお気持ちよく分かるんです。
キッチンやお風呂が快適になったり、冬場に寒かった家が温かくなったりするのであれば、お金を出した満足感がありますものね。耐震改修それ自体では満足感が得にくいのです。
でも私は家づくりのプロとして、家が凶器となって家族に襲い掛かることが再度起こるのを防ぐ使命があると考えるようになりました。
少しでも有効な耐震技術をリーズナブルに提案できないか?
技術的な情報にアンテナを張らないといけない。
同じ思いの仲間との情報交換や共有が必要。
と感じて6月に耐震技術認定者研修と考査をうけました。そして合格と同時にNPO住まいの構造改革推進協会に入会しました。
どうすれば既存の家が凶器化するのを防げるか考えています。
今の私たちに出来ることは何か?
耐震改修を目的にした工事では満足感が得られないのですから、普通のリフォーム工事(キッチンや浴室や外壁塗装など)の時に耐震診断をして差し上げて、耐震改修が付属工事となるような提案が出来ないか?
出来るところから取り組んでいこうと思っています。

でも私たち建築に携わるものは、もう少し危機意識を持ち続けないといけないと思っています。
あの阪神淡路地震では死者・行方不明者は6400人にも上り、5000人近くの方が倒壊した家や家具の下敷きになって、圧死されたのです。
家が倒壊してこなければ助かった方が大勢いたのです。
私たちは家族が幸せに安心して暮らせるのために家を建てます。その家が凶器となって家族に襲い掛かってくるなんて考えたくもありません。でも11年前に不幸は起こったのです。
その後新築住宅に関しては耐震強度の基準が強化されましたが、既に建っている耐震強度が低い家の数の方が圧倒的に多いわけです。そういう建物の耐震改修を国は懸命に進めようとしていますが、遅々として進まないのが現状ですね。
「必ず来るとは分かっていても、いつ来るかは分からない大震災のために、まとまったお金が掛かる耐震改修にまわすお金の余裕なんて無いよ。」という声を良く聴きます。そのお気持ちよく分かるんです。
キッチンやお風呂が快適になったり、冬場に寒かった家が温かくなったりするのであれば、お金を出した満足感がありますものね。耐震改修それ自体では満足感が得にくいのです。
でも私は家づくりのプロとして、家が凶器となって家族に襲い掛かることが再度起こるのを防ぐ使命があると考えるようになりました。
少しでも有効な耐震技術をリーズナブルに提案できないか?
技術的な情報にアンテナを張らないといけない。
同じ思いの仲間との情報交換や共有が必要。
と感じて6月に耐震技術認定者研修と考査をうけました。そして合格と同時にNPO住まいの構造改革推進協会に入会しました。
どうすれば既存の家が凶器化するのを防げるか考えています。
今の私たちに出来ることは何か?
耐震改修を目的にした工事では満足感が得られないのですから、普通のリフォーム工事(キッチンや浴室や外壁塗装など)の時に耐震診断をして差し上げて、耐震改修が付属工事となるような提案が出来ないか?
出来るところから取り組んでいこうと思っています。


教会の塗装工事 (07.16)
ピンクの石膏ボード (07.15)
小平チャペル 献堂式 (07.14)
もともと こうであったように (07.07)
SR打ち合わせ (07.04)