2007年08月31日

私たちが行なっている既存住宅の耐震診断を説明します。
1.現地事前調査
診断する建物周辺の地盤情報を集めます。
地盤調査会社のジオテックさんが提供しているジオダスで、ある程度の状況をつかみます。
2.現地周辺調査
現地周辺で地盤のヒントを探します。(電柱の傾きや河川や山との距離、公共施設の有無、塀や道路のうねり等)
3.基礎まわり・外壁まわりのチェックを行ないます
外壁に亀裂(クラック)が入っていないか?
基礎に亀裂(クラック)が入っていないか?


コンクリート基礎は鉄筋入りかどうか?鉄筋センサーを使用します。
コンクリートの圧縮強度を測定します。シュミットハンマーという測定器を使用します。
基礎の地中部分の形状を確認します。
4.室内の調査
床のたわみ、柱の傾きをレーザー測定器で確認します。
建具の開閉がスムーズか?
浴室などのタイル部分に亀裂はないか?
カビが発生したり極端に痛んでいるところはないか?
5.小屋裏の調査
筋交いの位置や接合状態の確認をします。

柱や張りの接合状態を確認します。

雨漏りはないか?
6.床下の調査
筋交いの位置や接合状態の確認をします。

木部の含水率を測定します。


基礎の亀裂を確認します。
シロアリの被害について目視確認します。
7.現況説明
後日、詳しい耐震診断書を提出しますが、その場で初見の情報をご説明します。
教会の塗装工事 (07.16)
ピンクの石膏ボード (07.15)
小平チャペル 献堂式 (07.14)
もともと こうであったように (07.07)
SR打ち合わせ (07.04)