2007年10月31日

自民党の住宅土地調査会が200年住宅ビジョンを今年5月に発表しました。
現首相の福田康夫議員が座長となって取りまとめたものですので、どこかで聞いたことがあるかもしれませんね。
概要版は http://www.jimin.jp/jimin/seisaku/2007/pdf/seisaku-007a.pdf からご覧になれます。
戦後日本の住宅平均寿命は26年というのはよく知られています。
アメリカでは平均44年、イギリスでは75年という報告があります。
この住宅の短命が経済大国日本の『生活の豊かさの実感』に影を落としている一因と私は解釈しています。
私は特段に自民党支持者ではないですが、暮らしの豊かさ、生活の充足感に直接かかわる仕事をしているので、
この200年住宅構想には大変興味があります。
そう思っていたら、福田さんが総理大臣になってしまった。
福田政権がどの位続くかはわかりませんが、私たち国民の生活レベルの向上の兆しが感じられない現在、
年金や健康保険制度の崩壊など経済的な国民負担が顕著になってきているわけですから、
住宅の長寿命化は福田首相でなくとも国策としていく流れになるでしょう。



写真は先日 千葉県東金市まで200年住宅のモデルハウスを見学に行ったときのものです。
このモデルは ミサワホームの創業者である三沢千代治さんが提唱して実物を建てたものです。
三沢千代治氏が提唱する200年住宅については http://www.m-int.jp/ でご覧いただけます。
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