自然素材の家注文住宅新井建設の工事ブログ

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界壁の作業を開始しました。

界壁とは、集合住宅の住戸と住戸の境目の壁の事を言います。
界壁は、特に防火、遮音性能が強く要求され、
小屋裏または天井裏まですき間なく立ち上げることが義務づけられています。
また、隣接する住戸からの日常の生活音を衛生上支障がない程度になるよう、
遮音構造としなければいけません。

今回は界壁の間柱間に断熱材を充填し
1層目の石膏ボード12.5ミリを貼り、遮音シートを
留め付けます。その上に2層目の石膏ボード12.5ミリを貼った後
仕上げ材のクロスを貼ります。





集合住宅の場合は界壁を先行して貼らなければいけないので
いつも戸建てで行っている作業順序とは若干異なります。

土曜日に基礎立上りを打設しました。

打ち込みの前日に土台と基礎を繋ぐアンカーボルトM12と
ホールダウン用のアンカーボルトM16を設置図の通りに
取付け確認します。



アンカーボルトの設置に不備が無い事を確認し
立上りを打設します。



打設終了後は養生期間へと移ります。
八王子のH様邸にて地盤改良を実施しました。
今回の改良手段はEG(EnrichmentGrout)工法というものです。

どんな工法かというと、2種類の液を別系統で注入管先端の
モニター(2ショット方式)又は注入管頭部(1.5ショット)まで送り、
混合して地盤内に注入するというものです。

簡単に説明すると2種の液を注入する寸前で混ぜ合わせて地面の中に
注入していき支持層まで到達させます。
そして、それらの液が硬化する事によって地盤を強固になるという訳です。
現場打ちのコンクリート杭と流れは似てますね。





今回は深さ1メートル程度までの改良なので
人力で管を埋め込んでの注入になります。
EG工法の中でも比較的施工が容易な条件でした。

これが4メートルとかになると機械を搬入して管を打ち込むという
方法になるので費用も時間も変わってきます。

作業は1日で終了し後日、改めて地盤調査を行い
地盤が強くなったかを確認します。



現場に行ったときが、ちょうどお昼だったため施工状況を
見れなかったのは少し残念でした。

基礎立ち上がりの型枠を組んでいます。



基礎の形状が簡単なので作業もスムーズに進んでいます。
型枠を組みアンカーやホールダウンを固定させてから
立上りを打設していきます。
第三者期間である日本ERIにて構造躯体検査を実施しました。



構造躯体検査でチェックする内容は主に金物関係。
筋違い金物やホールダウン金物だったりが
必要な部分にしっかりと入っているかなど。

検査前にチェックシートに記載されている項目を
確認しているので、今回も問題はありませんでした。

検査が終われば内部の壁などを貼れるようになります。
先行して界壁部分から進めていきます。


提供:ビジネスブログのe売るしくみ研究所