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電気配線作業を開始しました。



今回は天井高を高めに確保するため、電気屋さんには面倒をかける事が
多くなりますが、いつも快く作業してくれるので助かっています。



現場に断熱材が搬入されました。



窓廻りや土台廻りの桟を取り付けた後に断熱材を張っていきます。
約1年前。
スイス漆喰を採用しようと検討していましたが1年の時を経て、
ついに使用できる日が訪れました。





採用に際し、改めてスイス漆喰の事を書いてみたいと思います。

漆喰と聞くと昔から伝わる日本の文化と思う人が多いと思いますが
実は漆喰のルーツはヨーロッパです。しかも約3000年前から。
ちなみに和漆喰は平安時代頃から使用されているとの事です。
何故ならヨーロッパ大陸の多くが漆喰の原料となる石灰岩で構成されていて
その豊富に採れる石灰を使って各地で漆喰という文化が栄えたと
伝えられています。その中でも純度の高い良質な石灰が採取できるのが
スイスアルプスの麓だったという訳です。そこで約300年渡って
受け継がれている伝統製法にこだわった漆喰が私たちが今回使用する
スイス漆喰です。

では、なぜスイス漆喰を使用するのか…?
続きの記事を読む▽
スイス漆喰を塗るための下地処理として、ミネラル下地と名づけられた
専用の下地材を塗布しました。





ミネラル下地を塗布する理由は他のシーラー材と同様で、
塗り壁の密着力をアップさせて色ムラなどを抑える役割があるからです。

骨材入りのエマルジョンタイプでなので、ローラー等で簡単に施工できます。


明日からスイス漆喰を塗りを開始します。



内部では階段の取り付けが終わり、大工工事も先が見えてきました。


F様邸は、耐力壁としてパナソニック電工の『ケナボード』を採用しました。





ケナボードという名前は、ケナフのボードという意味です。
ケナフとは、主に中国や東南アジアで栽培されている植物で、
種まき後、約半年で4〜5mに成長する1年草です。
成長が早くCO2吸収能力がとても高いため、
木材に代わる資源として注目されています。

ケナボードの厚みは、わずか4.5ミリと面材耐力壁の中では薄い部類に属します。
しかし、厚みが薄いからといって強度が弱い訳ではなく、断面方向からの
最大せん断荷重は、厚さ9mmの構造用合板の約1.5倍にもなります。
CN50の釘を使用すれば壁倍率3.2倍を確保できます。N50釘でも2.8倍です。

他の面材耐力壁に比べて重量も無いため現場施工が容易です。



屋根仕上げ葺きは順調に進み、明日には大屋根が葺き終わります。


大工工事はいたって順調です。

現在は、石膏ボードやフローリングを張ったりしています。



床は『杉』を使用。杉は桧やパインに比べて色が濃いのが特徴です。


1階和室には敷き目天井を張りました。



外壁の仕上げは月火曜で養生とシーラーを行い、
水曜日に仕上げ塗りを実施します。


提供:ビジネスブログのe売るしくみ研究所