2009年02月04日
前回「珪藻土」が結露対策に効果が抜群というお話しをしました。
それは珪藻土が湿気の調整(調湿)をするからでしたね。
では、珪藻土なら何でも良いかということを、今回お話しします。
珪藻土の調湿性能の秘密は、『穴』です。
珪藻土を電子顕微鏡で5000倍位に拡大すると、表面に無数の穴が開いています。
穴の中には更に小さい「細孔」という穴が開いています。
この細孔が湿気を吸収したり、放出したりします。

この素晴らしい素材はそのままでは塗り壁材として、壁に塗ることはできません。
塗った後にボロボロ落ちないように、固まる成分を加える必要があります。
この固まる成分が問題になるのです。
この固める成分が「穴」を埋めてふさいでしまい、本来の調湿性能を発揮できなくなります。
最近ではホームセンターでも珪藻土塗り材を売っています。
多分ほとんどは固める成分に樹脂系の接着剤を使っていると思います。
接着剤を使うと塗った後に、ボロボロ剥がれたり、服がこすって珪藻土の粉が落ちたりすることはありません。
ですが、一番大切な「穴」が塞がれてしまうので、調湿性能の低い珪藻土になってしまうのです。
また、珪藻土とは名ばかりで、ほんの少量しか珪藻土が入っていない製品もあるそうです。
珪藻土という自然素材にも、本来の性能を発揮してくれる「本物」と「偽者」があるという事です。
次回は、珪藻土の調湿性能の客観的評価方法についてお話しします。
それは珪藻土が湿気の調整(調湿)をするからでしたね。
では、珪藻土なら何でも良いかということを、今回お話しします。
珪藻土の調湿性能の秘密は、『穴』です。
珪藻土を電子顕微鏡で5000倍位に拡大すると、表面に無数の穴が開いています。
穴の中には更に小さい「細孔」という穴が開いています。
この細孔が湿気を吸収したり、放出したりします。

この素晴らしい素材はそのままでは塗り壁材として、壁に塗ることはできません。
塗った後にボロボロ落ちないように、固まる成分を加える必要があります。
この固まる成分が問題になるのです。
この固める成分が「穴」を埋めてふさいでしまい、本来の調湿性能を発揮できなくなります。
最近ではホームセンターでも珪藻土塗り材を売っています。
多分ほとんどは固める成分に樹脂系の接着剤を使っていると思います。
接着剤を使うと塗った後に、ボロボロ剥がれたり、服がこすって珪藻土の粉が落ちたりすることはありません。
ですが、一番大切な「穴」が塞がれてしまうので、調湿性能の低い珪藻土になってしまうのです。
また、珪藻土とは名ばかりで、ほんの少量しか珪藻土が入っていない製品もあるそうです。
珪藻土という自然素材にも、本来の性能を発揮してくれる「本物」と「偽者」があるという事です。
次回は、珪藻土の調湿性能の客観的評価方法についてお話しします。
いよいよ完成間近 (01.15)
湿気を取るだけでは、十分ではない (12.25)
今の普通 VS 昔の普通 実験結果 (02.18)
今の普通 VS 昔の普通 (02.16)
珪藻土をお客さんが自分で塗る (02.14)