2013年03月04日
開放型のストーブやヒーターは室内空気が汚れるので使えないと先日お伝えしました。
では、どんな暖房設備が良いのか?
現在のような高気密高断熱の住宅で私がおススメなのは
輻射式暖房設備です。
具体的には
・床暖房
・オイルヒーターや温水ヒーター
・蓄熱暖房機
・薪ストーブ(外部吸気付)
輻射熱の詳しい解説は、インターネットで調べてください。
輻射式の暖房設備はイニシャルコストが高めですが
使用感は一言で言うと「まろやかな温もり」です。
初期費用が掛かることと、暖房だけの設備なので夏季には無用という理由で
実際にはエアコンを採用することが多いです。
最近のエアコンは効率、性能がとても良いので
初期費用も安く、維持費も抑えられますから。
ただ、「吹き出す風が心地よくない」という人も結構います。
温風が直接当たるとお肌も木材も過度に乾燥します。
エアコンやFF式ファンヒーターは立ち上がりが早いので
室温を温めるには即効性があります。
一方、輻射式暖房はジワッと温まるので
快適性の維持に効果的です。急な温度変化には対応しづらいのも特徴。
それぞれの特徴を組み合わせて、エアコンの早朝タイマーを使って室温をあげ、
床暖房やオイルヒーターで快適さをキープするのが良いと思います。
薪ストーブは1台で家中温まり、残り火の余熱で朝も寒くないと言われます。
ただ、薪の確保と置き場が必要なので、都市部の住宅地では難しい面もありますね。
主暖房として使える床暖房をずっと探しております。
最近、期待できる製品と出会いましたので、会長宅で試験的に施工してます。
使用報告が近いうちにできると思います。
- 教会の塗装工事 (07.16)
- ピンクの石膏ボード (07.15)
- 小平チャペル 献堂式 (07.14)
- もともと こうであったように (07.07)
- SR打ち合わせ (07.04)