2013年05月13日
慣れ親しんだ実家の家屋(一部は会社事務所)の解体が本格的に始まりました。
40数年前の計画道路の着工の伴い、家屋の1/3ほどが引っかかりました。
この家は22年前に父が自分の腕で建てました。
そのころ私は大学生で、下宿をしていたのでこの家で育った想い出はありません。
それでも両親と妹達が住んだ実家ですし、毎日仕事のために通った建物(家)です。
寂しいです。
家族との想い出が消えていくように感じて・・・・
建替えのためにお客様のお宅を解体することがよくあります。
お客様のお気持ちに配慮して、職人達には丁寧に作業してもらうように言ってきましたが、
自分の実家が壊されるって、こういう気持ちなんだ、と実感しました。
しかも、父の描いた墨が残る梁が重機によって引き剥がされる感覚。
寂しくて、心細くなって涙が出ました。
きっと横で見ている父は、もっと深い想いがあるのでしょう。
「よく建てたな〜」とつぶやいていました。
でも感傷に浸ってばかりもいられません。
新しいお家が出来るのをお待ちになっているお客様のために
私達は日々前進しなければなりません。
同じ敷地内に移した新しい事務所内はまだまだダンボールの山です。
お客様に来ていただいて打ち合わせするには、もう少し片付けないと・・・・
- 教会の塗装工事 (07.16)
- ピンクの石膏ボード (07.15)
- 小平チャペル 献堂式 (07.14)
- もともと こうであったように (07.07)
- SR打ち合わせ (07.04)