2013年05月29日
窓ガラスの内側には、ふつう木枠を取り付けます。
その木枠が壁の仕上げと窓の境界になるわけです。
上の写真は、厚み5センチほどの無垢の板をカウンターを兼ねて窓枠にした例です。
窓の両脇と上側には枠を付けずに、窓際まで壁の仕上げ(写真は珪藻土塗り)が連続すると
すっきり見えます。
窓の周囲の木枠が不要で、大工さんの工事も減り、すっきり見えて格好が良いのがメリットです。
しかし、壁の仕上げが連続していることで、出隅の部分が欠けたり、汚れる可能性はあります。
長い目で見たときには、従来どおり木枠を周囲に回す方が良いと個人的には思います。
あえて、目立つ所はデザインを重視して、写真のような収め方も良いでしょう。
何事にもメリットとデメリットがあり、適材適所で作るのと楽しい家づくりができます。
ちなみに、写真の板は会社の作業場に20年前から置いてあった物を加工して使いました。
樹皮の所(耳といいますが)が変化を与えるので、チョコっとしたアクセントになりました。
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